水曜日はお茶のお稽古の日なのですが、大風邪ひいちゃってハナはズルズルだし声はまったく出ないし。
今日のお稽古は断念しました。がっかり。
せめて、着物を広げてうっとりしてみたり
こちらの帯は
古々屋さんで購入したもの。
色褪せや変色があって残念なのですが、まるでキルト芯でも入っているみたいなふかふかふわふわした厚みのある柔らかい手触りの帯で暖かく締めやすく大好きなんです。
でも、以前からこの柄が「何の花なんだろう???」と気になっていまして。
花そのものはアザミに見えるんですが、それにしてはこの蔓のようなのは何だろう?
それに、アザミって初夏の花ですよね?
こんな暖かい帯が初夏のはずナイよね???
…と、すっかり困惑してしまい、出番も少なくなっちゃっていました。
それで、今回思い切ってネットで質問してみることに。
正直着物関係のQ&Aは、ROMってると割と多ジャンルよりはキビシイお高い印象のコメントが多くてドキドキだったのですが
(すいません…)
こちらはすごーく親切にお返事していただけて、大感謝!でした
結果から先に申しますと、これアザミじゃないそうです。
唐草模様の一種なんですって!
びっくり!
なので、季節は全然考えなくてもよいそうで、9月から5月までたっぷり楽しめるそうです。
嬉しい!
そんなにたくさん枚数を持っているわけではありませんから、やはり「季節を選ばない」というのは有り難いです。
…とはいえ、着物を着るからには“この季節にしか絶対に着れない”という贅沢は棄てがたいですよね。あまり手を出せませんけどね。
先日、古楽屋さん(長崎市内のリサイクル着物屋さん)で見て一目惚れした付下げがそんなお着物でした。
「季節を選ぶし、私が着るには粋過ぎる」と買わずに帰って来ちゃったのですが、未だに忘れられません。
こんなに後悔するならやっぱ買っておくべきでした。
全身真っ黒一色の着物で、肩と裾だけに雪の積もった真っ赤な椿が染め抜かれておりました。
素敵だったんですよ~。
忘れられません…
後日談:
「これほど忘れられないのだから…」と、この数日後もう一度古楽屋さんを訪ねてみたのですが、あの後すぐに売れてしまったお着物だったそうです。
古着って、ホント一期一会。
ときめいたなら即!決断してしまわないと、二度と巡り会えません~
…教訓(笑)
スポンサーサイト
コメント